特定健診を受けよう!
特定健診ってなに? メタボリックシンドロームのリスクをチェック
生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症等)は重症化すると脳卒中、心筋梗塞等のリスクがあります。初期は自覚症状がない場合も多いため、早期の発見・予防が重要です。
特定健診の目的はメタボリックシンドロームに注目し、生活習慣病のリスクがある人を明らかにして病気の発症・重症化を防ぐことです。そのため『メタボ健診』とも言われます。
特定健診の対象は40歳以上75歳未満の保険加入者であり、主体は国民健康保険や健保組合等の保険者です。
費用は主に医療保険者が負担してくれますので、通常10,000円位する内容の健診を受けることができるんです♪(加入されている健康保険組合によっては一部を自己負担として実施機関の窓口で支払うこともあります。)
毎年、4月に入ると接種券が送られてきますので、ぜひこの機会に活用して今の自分の身体の状態をチェックしましょう。
メタボリックシンドロームとは
メタボリックシンドロームとは内臓脂肪の蓄積に加えて脂質異常、高血糖、高血圧等の動脈硬化のリスクを2つ以上併せ持つ代謝異常を指します。
メタボリックシンドローム、あるいはメタボリックシンドローム予備軍の診断基準は、以下の2つです。
● 腹囲(男性 85センチメートル、女性 90センチメートル)
※内臓脂肪面積の測定可能な場合、男女ともに内臓脂肪面積が100cm²以上である
● 血圧・血糖・脂質の検査値が基準値以上
特定健診の結果、生活習慣に問題があると判断された人は特定保健指導を受けられますので、生活習慣の改善に取り組みましょう。
当院HP『特定健診』もご確認ください。