心臓病の人が運動しても大丈夫なんですか?
一昔前は、心臓病がある場合には運動すると負担がかかって病気を悪化させると考えられていました。
しかし、適切な有酸素運動を行うことで、呼吸困難や疲労感などの心不全症状や狭心症発作などを軽減したり、心不全の増悪を予防し、死亡リスクを減らす効果があることがわかってきました。
その他にも、動脈硬化の危険因子となる糖尿病・高血圧・脂質異常症・肥満・ストレスなどの改善、筋力増強によって運動機能や体力が増加することでQOL(Quality of Life:生活の質)の向上が期待されています。
心臓リハビリテーションについての詳細は、心臓リハビリテーションのページをご確認ください。